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カテゴリ:会話のmemo( 2 )

母と

おかあさん、もうすこし飲みたいんだけれど、こないだの日本酒ある?

あるけれどあなたもうお顔真っ赤よ。

飲まないと頭が興奮していて眠れないの。

これでいい?

うん。ありがとう。

このまま?お燗?

燗がいいな。

このくらいの温度でいい?

ありがとう。

この杯で飲んだらいいわ。

へぇ、きれいね。
竜宮城みたい。

古い杯よ。

ふーん。外側はまた厳しい表情ね。
神仙境っていうの?
あのさ、そうやってお銚子持って立ってるのやめてくれないかなあ。

酔いつぶそうと思って。

ととと、注ぎ過ぎよ。じぶんのペースで飲みたいの。
間髪なく注ぐのやめてくれないかなあ。返杯しようか?

いえいえ、結構です。
大きいコップで飲む?
もうすこしお燗にする?

いいから、お休み下さい。
(ほっとかれるのがすき)
ありがとう。


(母、顔のマッサージを始める。)
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by rika_okubo7 | 2011-02-25 02:13 | 会話のmemo | Trackback | Comments(0)

会話のmemo / 母

人はそれぞれ見ているものが違うものよね。
わたしは孤独だったから、よく雲を見てたの。
夏は入道雲がすばらしかった。
けれどね、友だちに訊くと覚えてないっていうの。
一番驚いたのは白旗の記憶がない人たちが多いの。
小さかったから仕方がないのかもしれないけれどね。
高い煙突や家々の屋根に、白旗やシーツがつぎつぎと揚がっていくの。
何も書かれていない白い旗って、なんて淋しいものかと思ったわ。
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by rika_okubo7 | 2010-08-21 11:59 | 会話のmemo | Trackback | Comments(4)