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カテゴリ:ワイン( 31 )

一月二日記 / ふんどし初め

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朝風呂ちゅうに、子どもの時は新しいお洋服や着物でお正月
を迎えたなあと、北海道の早朝のキンと張りつめた空気や
父の年頭の挨拶や、母の姿などをぼんやり思い出していた。
新調っていう言葉がなんだか懐かしく思えて、新しいインナー
に手を伸ばしたけれど、そういえば幸子さんから、麻布の
ふんどしをもらってきたんだっけ、と真新しい白き小川を締めてみる。
ふうん、いい具合。さらりとして気持ちよい。それになんというか、
体の中に風が吹いて、気持ちも高まるような。うん、じぶんの野生
を取り戻した感じがする。


ふんどしって復活の兆しをみせているらしいですね。
”ふんティー”っていう女子向けのものもあるらしいけれど、
やっぱり潔く”ふんどし”っていう言い方が好き。
外出するときには、紐などがぼこぼこして、ちょっと難しそう
なふんどしだけれど、夏場、ロングの麻地のスカートの下に
着けると気持ちいいだろうなあ。
あー、そうしてゆっくりお山の上で過ごしてみたいな。

2月14日はふんどしの日らしい。

二日のごはん
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by rika_okubo7 | 2013-01-03 17:11 | ワイン | Trackback | Comments(2)

7月8日記 / ひぐれどきの散歩

晴れ
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ひがくれかかるころ、現代美術館のある大きな公園へ
散歩に向う。ちょうど犬たちを遊ばせる時間でもあるようで、
公園は犬賑わい。

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広場の片隅にバーベキューができる場所があることも、はじめて知った。
音楽とバトミントンとバーベキューとお日さま、って夏だなあ。

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さいきん出来た美術館近くのコーヒー屋さんで、
Tはガテマラ私はインドネシア。
テラス席だったけれど、景色が気持ちよくなくて、早く去りたくて、
大盛りのコーヒーをごんごん飲む。

公園のグランドの端のベンチに陣取ってふたたびゆっくり。
子どもたちのサッカー、親子のサッカー、キャッチボールの男子、
バスケの男女など、がたくさん。
グランドってこんなに楽しい場所だったんだ、と発見したような
気持ち。見ていて飽きない。
散歩途中の甲斐犬もグランドの賑わいに「ボクも遊びたーい」
と顔も体も憧れでいっぱいにしていた。
ずっと見ていたかったのは、キャッチボール。
地味だけれど、とってもおもしろい。

8日のごはん
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by rika_okubo7 | 2012-07-11 09:11 | ワイン | Trackback | Comments(0)

4月13日記 / 200円の旅と丸の内の妊婦

薄曇り。
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白金からバスに乗って東京駅に向う。
来るときは時間に正確な地下鉄に乗ってきたけれど、
案外いろいろ早く終わって、帰りはゆっくりとバス。
バスの上の方の小さな窓から、外の空気がぴゅーと流れてきて、
つむじあたりの髪をゆらして後ろの席に去ってゆく。
見たことのあるようなないような道を走って、愛宕山の辺りからは知っている
風景が現れてきたけれど、聞き慣れない停留所の名前といつもと逆進行方向
の景色に知らない土地に来ているような気持ちにもなって、
30分200円の春の旅。

丸の内のビル群の谷間を歩いていると、スーツを身に付けハイヒールを
カツカツと鳴らしてやってくる女の人のお腹のあたりがぷっくりと
膨らんで、赤ちゃんが入っていることがはっきりとわかった。
生き物が倒れても種が落ちても次に繫がりにくい硬い四角い土地のただ中で、
突然目の前に原生林が開けたみたいで、涙がこぼれそうになった。

4月13日のごはん
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by rika_okubo7 | 2012-04-18 14:40 | ワイン | Trackback | Comments(0)

3月21日記 / 芽

晴れ
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「山椒もドラゴン柳も芽を吹いてきたね」
ベランダから戻ってきたTの声。

山椒は葉を揚羽の幼虫に食べられたり、卵を産みつけられたりで、
樹(と言っても幼木だけど)全体が茶色になって青息吐息と弱っていたけれど、
今年もまた青々とした姿が見られると思うと、うれしい。

芽といえば、ジャガイモも。
早く食べなくちゃ。
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3月21日のごはん
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by RIKA_OKUBO7 | 2012-03-22 20:16 | ワイン | Trackback | Comments(0)

3月9、10、11日 / ばらばら

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9日
ここのところ頭がおおきく膨らみすぎているような気がする。
頭のなかは、竜巻も渦巻きも巻き巻きになって、生活言語は
とてもイケナイことになっていて、熱いのに「痒い!」と
叫んだりそんな簡単な間違いも多いうえに、話そうとしていることとは
全く関係ない言葉が出て来たりもして、じぶんでもびっくりする。
(話さなきゃいいのかもしれないけど、無理に言葉を押し出して
コミュニケーションを取ろうとすると、ちぐはぐになってしまうんだろうなあ。
自己分析)
飲食店で間違って人のコートを着てしまったり、
降りる駅を完璧に勘違いしていたり、もうイカンなあ。

たぶん、個人のことではないのだろうなあ。
そこだけはわかる。

そういえば、神話のような夢を見た。
わたしのなかで、何が起きているんだろう。

10日
テレビの音声に激しいノイズ。1年くらいまえに同じ症状が出た時も、
スピーカーにガムテープを貼ってしのいでいるうちに、回復してくれた。
(買い替えればいいのかもしれないけど、電気製品は、逝ってしまったか
と不安になっても工夫して使っているうちに元に戻ることが多いのが不思議。
掃除機もガムテープでテーピングされた姿で、元気に働いてくれている)
今回のノイズはかなり激しいので、黄色いガムテープをべたーっと長く
スピーカーに貼付けているのだけれど、マスクの向こうからもごもご言って
いるようで、なんだかかわいい。
ブラウン管ハイビジョンテレビって、まだ売っているのかなあ。

11日 
石巻の鈴さんからメールをいただく。

    

3月9、10、11日のごはん
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by rika_okubo7 | 2012-03-14 01:35 | ワイン | Trackback | Comments(0)

12月25日 / クリスマス

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shigekoさまが山から送ってくれたカラスウリや野バラの実などなどを
愛ちゃんの絵のまわりや額縁の上に囲むように飾っていると、
「うちのキリストさま」と背中に聞こえたTの声に、タルコフスキーの
サクリファイスのあるシーンで愛ちゃん絵を思っていたことを思い出して、
はっ、とする。
そして、愛ちゃんは芍薬を描いているうちに仏さまに見えてきたと
言っていたことも思い出す。
わたしもTもなにもかんがえることもなくしぜんに飾ったり言葉にした
ことは、愛ちゃんの絵の力なのだなあと、とても嬉しくなった。


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Mちゃんを招いて小さなクリスマスパーティ。

料理とワイン覚え書き
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by rika_okubo7 | 2011-12-31 11:53 | ワイン | Trackback | Comments(0)

11月12日 / ことばのコラージュ

晴れ。
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たくさんの人の言葉の断片の海を泳ぐように巡る一日。
ふとした一言にはっとする。

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cy twombly、今年の夏に亡くなったのだなあ。
この人の絵の前に立ってみたい。
綺麗な色使いなのに味わいがあって、幸せになる。

11月12日のごはん
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by rika_okubo7 | 2011-11-16 08:51 | ワイン | Trackback | Comments(0)

11月7日 / 秋の音

くもり。
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昔は沈黙の音に耐えられなかったのか、いつも音楽をかけていた。
確か武満徹だったか、沈黙のなかに耳を澄ますことのエッセイを
読んだあたりから、生活音と街の喧噪だけを部屋に満たす時間がおおくなった。

昨日の夕方いつも通り台所に立って人参を切っていると、
まな板のトントンという音がまっすぐに耳に届いて、
胸の真ん中のあたりが急にぎゅうと小さく縮んだ。
一度聴こえ始めると、耳はもっと澄むようになる。
水のはねる音、鍋や蓋がぶつかる音、人一人が立てる音はなにか物悲しい。
夏も同じ音だっただろうか。
そうか、きっと秋のせいだ。空気が乾燥して音がよく響くようになったんだなあ。


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朝のコーヒーを飲みながらTに、頭と体が一緒に動くようになりたいの、と
言うと「えっ?それふつうなんじゃないの?」と目を丸くされる。
そうなんか、ふつうはそうなんか。そうかなあ、ほんとかなあ。
頭と体が一緒って、Tは凄い人だ。
頭と体が一緒に動くことと、一日に一度は必ずじぶんの真ん中に戻ることと、
外出しない日でも夜は顔を洗ってクリームくらいは塗ることが、
最近の目標なのと言うと、「そうか、新しいこと始めるんだね」とT。

11月7日のごはん
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by rika_okubo7 | 2011-11-11 01:37 | ワイン | Trackback | Comments(2)

7月25日記 / ブラジルランチ

晴れ。
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カラスも移住するんだろうか。
さいきん、ときどき聞き慣れないカラスの声が響く。
ちょっと、色っぽい。
「あ、あ、あ、あ、」
喉ごしの甘いハスキーボイス。
鼻音系。伊勢佐木町ブルース系。


光り輝く姫Hさんと「東京で世界を喰らい尽くそう」デート。
今回はブラジル。
印象に残っているのは、パラペーニョとオリーヴ、そしてカレー。
これって、ブラジル?パラベーニョはわかるけれど。
野菜がすばらく豊富なビュッフェがあります。
新丸 バルバッコア クラシコ

Hさん、相変わらず素晴らしい笑顔。彼女に会うと元気になる。
本当に一生懸命な人。
私もつられて、5センチくらい胸が高くなる。

昼 ブラジル
夜 焼き無花果 ローストビーフとグリーンサラダ 
  ラタトゥイユのパスタ

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無花果にはもう少しお塩とオリーヴオイルを効かせるとよかった。
無花果のバルサミコを切らしていたので、蜂蜜で。
あっ、ブルーチーズ出すとよかった!

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ラタトゥイユは熱々に、パスタは冷たくして。

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本日のワインは、本坊酒造は穂坂三之蔵ルージュ2005(ん、当たり年?)

カベルネ・ソービィニヨン 53%
カベルネ・フラン 29%
プティ・ヴェルド 9% アリカント 9%
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by rika_okubo7 | 2011-07-27 11:12 | ワイン | Trackback | Comments(0)

7月19日記 / 箱

久しぶりの雨にほっとする。台風の被害が心配だけれど。
時速10キロってジョギングしている人間と同じくらい。随分なスピードだ。

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誕生日の数日前に、ジュースやオリーヴオイルの詰め合わせが母から
送られてきて、今年のプレゼントは現実的でよいなあ、とほっとする。
お礼の電話をすると「先輩が認知症になってしまって、お中元を七つも
送ってきたの。もうショックで。それで、缶詰をたくさん頂いたから
食べる?」うん、ありがとう、でもいい。「かに缶やほたて缶よ、
かに玉なんかにするといいじゃない」食べる!「一緒に箱も送るわね」
(箱?まあいいか、届けばわかる)

「箱」、これだったのかあ・・・。誕生日の翌日に届いた、
菖蒲の文様の会津の桐の文箱に、ため息。部屋に合わないよ・・。
Tが横目で見て「ふふ」と笑う。
「箱」の中に詰められていた、かに缶とほたて缶とライトミート
ファンシー缶とパッキンの代わりに隅々まで詰め込んであった黒飴を取り出して、
「箱」は気持ちだけありがたくいただいて、押し入れに仕舞った。

文箱に入っていた何かの会報誌に、手紙が挟まれていたのを見つけたのは、
今日の午後のこと。その冊子もパッキン代わりのものと思い込んでいたから、
もう少しで捨てるところだった。
さいきん毎日綴っているらしい「いろはにほへと」
「このたま手箱にはあなたの大切な心をおさめて下さい」
と書かれた手紙が入っていた。

押し入れから文箱を取り出し、机の脇にそっと置く。



昼 外食
夜 塩豚のカリカリ グリーンサラダ カマンベールチーズの蜂蜜焼き
シニファンシニフェのパンセット トマトソースのショートパスタ

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本日のワインは勝沼醸造株式会社の甲州シュールリー
甲州種の味というのは、随分と馴染みができてきたけれど、
シュール・リーっていうのがどうも今ひとつわからない。

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体調もあまりよくなかったし、明日もう一度確かめてみよう。
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by rika_okubo7 | 2011-07-20 08:14 | ワイン | Trackback | Comments(0)