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9月1日記/ お互いのカラダを見直す


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大荷物を両手に提げて帰ってきたTは台風のむわんとした空気と雨の匂いを纏って、
玄関の薄暗がりで息をあげている。
お土産をもらったみたいに、ちょっと嬉しい。
むわん、は苦手ではあるけれど、外の気配を連れて来てくれるっていうのは、
何れにしろいいものだ。

「君は明日どうしているの?」
明日は、ブリジストンとアイヌ交流センターに行こうと思ってる。
「アイヌ?なんでまた?」
うん、今ちょっとわたし縄文なの。
「ふーん。そういえば、縄文人のモデルになったことがあるよ」
モデル?
「先輩が副業で教科書に載せる絵を描いていて、その頃の僕はソバージュに
していたし、縄文の雰囲気もあるでしょ」
へー、じゃあ、Tがモデルになった縄文人のイラストを見て勉強した人が
いるんだねえ。なんだか楽しいねえ。

そういえば、二人とも顔は縄文系だ。
弥生の特徴と縄文の特徴を互いのカラダに見つけ合って、
どこでどう混血されてきたんだろうねえ、と話す。
(未分類の形はもっと遠くの時間と土地なのかもしれない想像すると、
さらに楽しい)
しみじみとTのカラダとわたしのカラダを見直して、
そこに長い長い時間を感じる。




朝 いくら丼 白鮭と舞茸の焼き物 胡瓜と茗荷の浅漬け
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いくらは70点。みりんがちょっとキツイ。よし、今度はもっと美味しく!

カボスをぎゅっと絞って、白鮭に掛けていると
「それ、逆がいいんだよ」とTが言う。
果実面を空の方に向けて絞ると、皮の飛沫も魚に掛かるし、
果汁が皮をつたって落ちるから香りが一段とよくなるらしい。
なるほど。


夜 白鮭とタマネギと舞茸の紙包み焼き ジャガイモのグリル
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白鮭は器ごと紙包みにしたのだけれど、魚がしっとりして、本当に美味しかった。

ワインは中央葡萄酒のグレイス甲州2010。
ミネラル感が強い。
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by rika_okubo7 | 2011-09-03 11:07