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9月18日記 / 読書と妄想の午後

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妄想の始まりはどこだったか靄がかかったように思い出せない。
ポラロイド写真だったか。
Kさんのブログの、ある物事を写真に撮って
しばらく眺めて満足をしたのちに消去した、という記事に
はっとしたことを思い出したからか。

ふと気づくと妄想のなかにあってその時にはすでに、
カメラ・オブスキュラの仕掛けを持った茶室のなかで、
水に姿を映したような揺らぐ景色を見つめていた。

茶室にむかう露地でお日様や風や虫の音をうけながら
感覚をすませて、にじり口にカラダを押し込める。
暗がりに入ったら、すこし曇った虫の音や隙間から
流れるくる風を感じながら。像が見えてくるのを待つ。
お軸の代わりに、露地の四季の景色が映し出される床の間。

いま通ってきた風景や見慣れた風景を何かを通して見て
みたい、と望む気持ちはなんなんだろう。
離見にも似ているし、心持ちは旅にも似ている。
じぶんのなかの小さな声をきくことにも似ている。

そんな茶室は、実現にはなかなか難しいだろうけれど、
(映像を反転させることや、床に近い壁に細く窓を切ることや
もろもろ、経済や)茶室の妄想はさらに広がり、
ついには我慢できず長々とTに話してみたら「で?」と言われる。
はい、「で?」というような話ですが、
根っこがあるような感覚があるんですよーこの妄想には。



memo



・ダニ・カラヴァン 隠された庭への道のあの部屋。
聴覚の部屋みたいなピラミッド。

・雨や雪も映るといいけれど、
光の量が問題になってくるんだろうなあ。

・もうひとつの妄想。
食堂車のようにカメラ・オブスキュラ車っていうのが
あったなら、それはまた楽しいだろうな。
けれどそれは新幹線とかじゃなくて、
例えばシベリア鉄道のようにアジアとヨーロッパを
抜けるほどの長い時間をかけて走る列車。
これはもう完全な妄想だけれど。
うん、やっぱり旅の間は暗い部屋はいらないかもしれない。


・写真は一眼のレンズを外して撮ったもの。
実際のカメラ・オブスキュラは距離が合えばもう少ししっかり
像を結ぶと思う。(箱のなかに入ったことないけれど)




朝 T 前夜の肉豆腐で、肉豆腐丼玉子のっけ ぬか漬け
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夜 ジャージャー麺 茄子やオクラや胡瓜の浅漬け

最近手抜き気味の食卓。
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by rika_okubo7 | 2011-09-22 22:39