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1月12日(日)から1月18日(土)の日記

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この一週間は台所に立っている時間が長かった。

と言ってもご馳走を作っているわけではなく、ただただ丁寧に作ることを強いていた。

台所の仕事は、ホントに根気がいる。

食事の記録を見ると、下準備の地味な作業は見た目にはわかりにくく、

しかも代わり映えしない献立だけど味は確実によくなってきた。


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肉や魚から出汁を引き、引き出した出汁を野菜にしみ込ませ、

料理っていうのは出したり入れたり忙しいものだ。

でんぷんでまとめ、炒り上げ、蒸し上げ、焼き上げ、穀物を弾かせ、台所の仕事。


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たくやさんの実家から板餅、大豆と青のりのナマコ型の餅、聖護院大根の大きいの二つ、

干し芋、卵焼き、生ピーナッツなどが届く。

北海道の私の育った辺りでは豆餅は餅にほんのり砂糖が入った甘いものだったが、

たくやさんの実家の豆餅は塩の味だ。甘いと思って口に入れたものが塩辛くて最初こそ

衝撃を受けたけれど、今は一月の半ば近くなるとそろそろかなと待ちこがれている。

板餅も米がいいのか、和菓子屋で売っているものより米の味が濃くむっちりとしている。




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餅花って一度作ってみたい。本物の餅花を見るとあまりの可愛らしさに、うっとりする。

お餅は搗けないけど、白玉粉で代用できるかもしれないな。

白い団子と紅い団子を作って、柳に飾る。

白玉の白い生地に食紅を落とした図っていうのは、まるで鮮血が散ったようでもあって、

ずいぶんとエロチックなものではないかな。妄想・・・。


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近所の肉屋さんで、えごま豚と三元豚の違いを訊ねたら、奥のさばき場からお兄さんが

出てきて、えごまを食べて育った三元豚のことだから同じ、三元は三種の豚の交配のこと、

と教えてくれた。ならば四元豚は、四種の豚の交配なんですね、とつい重ねて訊いて

しまったところから熱い語りが始まり、豚肉から牛肉の話に変わったとき情熱は噴出した。

交配については血統ノートを持ち出して開いて見せ、この曾祖父の牛は死んでしまったけれど、

精液は冷凍保存されているから大丈夫、と力が入る。

指紋ならぬ肉紋の説明や、国産牛と呼べるものの説明や、聞くうちに店はどんどん

混んできて待っているお客さんもいるのに、お兄さんは止まらない。

何度か息子がやんわりと止めに入っても、お兄さんは止まらない。

お母さんの方は恐くて見れなかったけれど、肉を包みながら”はじまっちゃったよ”と

諦めている気配。肉の話になると、いつもきっと同じ熱が発生するんだろうな。

お兄さんは最後に「ご清聴ありがとうございました!」と大きな声で叫んだ。

よい肉屋だ、門前仲町の明石屋。

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今週観た映画。

イル・ディーヴォ 魔王と呼ばれた男

愛について ある土曜日の面会室

in ラヴァーズ

東ベルリンからきた女

戦場のメリークリスマス


戦場のメリークリスマスはもう一度観たい。

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このところTちゃんの調子がよくなくて、半ば強引に「肺強化セット」を作って

家に押しかける。

夕方近く着くと、赤い陣羽織風を着たTちゃんは台所で晩酌を始めていた。熱燗とするめ。

肺の調子はいまのところ落ち着いているらしく”すぐ帰るからね 邪魔はしないからね”と

と言っていたのに「ちょっと吞んで行ったら?外寒いしね」という誘いに、

腰は椅子にどっかと落ちて「あーあ、ミイラ取りがミイラになった」と囃される。

お酒を吞むと血流がよくなるから、肺が楽になるっていうこと、始めて知った。

けれど吞んでいる時だけの話。







1月12日のごはん


昼ごはん

魚介のリゾット 

ほうれん草のごま和え

デザートに黒豆


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夕ご飯

何を食べたのか忘れました。


1月13日のごはん


昼ごはん

チャーシューマンや肉まんに何を合わせるといいのかいつも迷う。

だいたいあの食べ物はきっと、おやつ、なんですよね。

おやつに食事らしいものを合わせるっていうの、なかなかの難題。

水餃子のスープなんかもいいような気もするけれど、全てが”包みもの”

になるのって意味もなく敬遠してしまう。

担々麺を合せようとひき肉を用意したが、ここの所の暴飲暴食で胃袋は

疲弊しており、あっさりしたスープを奴は渇望している。

冷蔵庫の干し椎茸と戻し汁、それからかつお出汁、それだけでは旨味に

欠けるから、ひき肉でスープを作り、三つの出汁を合わせ、干し椎茸を

刻み入れ、お醤油とナンプラーで味付け。

和風味の葱いっぱいのラーメン、おいしかった。


葱いっぱいの和風ラーメン

横浜の菓子屋で求めた、

チャーシューマンと肉まん


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夕ご飯

すずきの味噌漬け。

たくやさんの実家の手作りこんにゃくに柚みそをたっぷりとかけて。

菊花の酢の物。

干し椎茸甘煮、昆布巻き。

葱のお味噌汁、ごはん。


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1月14日のごはん

朝ご飯

すずきの味噌漬け。

とろろ納豆。

梅干し。

干し椎茸甘煮、昆布巻き。

じゃがいもとタマネギのお味噌汁、ごはん。

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夕ご飯

八頭、こんにゃく、聖護院大根の柚みそがけ。

ホタテ焼き

長芋のぬか漬け


八頭って、店頭で見かけるのは十二月の約一ヶ月間。

一月に入るとほとんど見なくなる。旬が短いんだろうか。それとも、

掛詞を大切にしてのことなのかなあ。

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〆はお雑炊。


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1月15日のごはん


昼ご飯


磯辺焼き

久慈の玉子焼き(たくやさんの実家から)

干し椎茸甘煮

聖護院大根のお味噌汁。


お餅を焼くのは、たくやさんの方が上手。



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夕ご飯



白菜とえごま豚の蒸し物

湯豆腐


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ポン酢から引き上げた昆布の細切り(これ、おいしい!)


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たまごごはんチーズがけ


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1月16日のごはん


朝ご飯

たくやさんの実家から届いた、豆餅。

デザートは、干し芋


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夕ご飯

ねぎたっぷりのパジョン

(ベースはじゃがいも)

厚揚げの焼きそば

若芽酢


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1月17日のごはん

昼ご飯

チャーハン

もやしのスープ


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夕ご飯

大根と厚揚げと鶏肉のあっさりカレー

らっきょ

かぼちゃのサラダ


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1月18日のごはん


昼ご飯

磯辺焼き


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肺強化セット


蓮根餅

百合根と蕪のポタージュ

ショウガご飯


根菜の西洋けんちん汁風


蓮根餅は大根餅のアレンジ

なかなかおいしかったので、覚え書き。


干しエビを戻して荒微塵に切る。

銀杏は薄皮を剝き、半分か四分の一に切る。


蓮根をおろし、水気を軽く絞り、上新粉と塩少々、

干しエビと銀杏を加え、さっくりと和える。

すぐに食べるときは、小判型にまとめて、揚げたり、焼いたりすると

美味しいのだろうけど、お土産にする時は油くさくなるので、

型に入れて蒸し(40分くらい)、食べる時に切り分け焼く。

タレは、醤油でもよいが、豆板醤や醤油/酢/ごま油のドレッシングなど。


次回は干し椎茸の荒微塵を加えてみよう。

きっとさらにおいしくなると思う。



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by rika_okubo7 | 2014-02-13 22:34