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3月26日ー27日記  立原のゆうれい 

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大横川の桜がぷっくり膨らんで色づいてきた。

商店の名前が入った桜色の提灯が川沿いに並び、かすかな風を受けてゆれている。

二三日もすれば昼の桜、夜の桜をたのしむ人たちで溢れることでしょう。


”立原家の食卓”の巻頭ページに、魚を一尾左手に持ち腰越海岸を着流しで歩く立原正秋の

写真が載っている。ほお、色っぽい、とすっかり感心してしまったのだけど、

ああいう人は昨今見ないなあと、湯船につかり天上を見上げながらぼんやりしていると、

薄暗い家屋に幽き気配で佇む立原正秋が脳裏に浮かんだ。

そうか、幽霊みたいな色っぽさなのか。

気に入らない事があるとちゃぶ台をひっくり返す程の癇癪持ちだったらしいけれど、

個人の気性とは別に、五十年ほど前の(写真は昭和四十一年)日本にはまだ幽き気配が

棲息できる土壌にあったんじゃないだろうか。


西欧人からすると日本人の絵は水のように見える、とある人が言っていたことをまた思い出す。

絵ばかりではなく、雅楽や能楽なども水のように(または火のように)揺らぐ。

仮名文字も揺らいでいるように見えるし、なんなんでしょうねえ、この揺らぎとか幽き気配とかいうの。

昆布出汁も鰹出汁も幽きの一種だろう。

しかし今や幽きは、ハッキリとしたものに押されて絶滅寸前だ。









26日のごはん


朝ごはん

肉豆腐

昆布巻き

芥子菜漬け

麩のお味噌汁(このところ、滋賀のやさしい口当たりのお麩にはまっている)

ごはん



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夕ごはん

黒酢の酢豚(失敗なり)

ほうれん草の胡麻和え

各種あまりもの

お豆腐のお味噌汁 ご飯




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27日のごはん


朝ごはん

昨日の肉豆腐に玉子やお葱を足した小鍋

メカブ納豆とろろ

ブロッコリーの胡麻和え

各種残りもの

お揚げのお味噌汁 ごはん




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夕ごはん

やるきーのないご飯

平目の煮たの

豚肉と長ネギの炒めたの

ブロッコリーの残り物

朝のお味噌汁 ご飯



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by rika_okubo7 | 2014-04-07 00:37