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医農野菜の顔  7月5日記

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半円状に曲がった胡瓜は水分を失いくすんでいる、折れた大根、ちびた人参。

枯れてしぼんだように見える根菜の箱の前でこれが売り物なのかと頭をひねる。

一度は通りすぎた根菜だけどなぜだか気になってもう一度その姿をよくよく見ると

力強さを内に籠めて息づいている。どんな味がするのか知りたくなって意志的な

顔つきの大根を一本持って帳場にゆくと、オニイさんが何とも嬉しそうな笑みを

浮かべて待ち構えていた。

土や堆肥のこと、誰がどうやって作っているのか、作り始めた事情など

詳しく話してくれた最後に”だから高いんですよ!”と半ば叫び、

いくらだいくらだと固唾を飲んでいると”300円!”の値段をきいてほっとして

笑顔が出た。話しっぷりからすると500円はするんだうなあと踏んでいたのだ。

八百屋のオカアさんが日本茶をいれて湯のみを差し出してくれる。

件の胡瓜と大根の葉っぱの漬物も手のひらにのせてくれて食べさせてくれる。

味が濃くて、目を見開くほどおいしい。帳場の中で銀杏の皮むきをしている

オトウさんは大根の食べ方をおしえてくれる。

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しばらく話し込んでいるとオニイさんはふいに売り場に出てゆき

人参と半円状の胡瓜を右と左の手に持って”食べてみて!”とおまけしてくれた。

場内の八百屋でお茶だしてもらっちゃったよ、おまけしてくれちゃったよ、

と躓くほど嬉しくして駆けって帰ると、買い忘れた、じいちゃんのお花。

今日はたくやさんのお父様の本命日、築地に戻って茂助だんごで、

草餅二個、醤油と餡子の串団子を二本ずつ、

それからじいちゃんの雰囲気に似た涼しげな青い色の花も買った。

”じいちゃんってこういう感じだよね、透明感があるっていうかさ”と言うと

”うん、心になんにもない人だったからね”とたくやさん。

”君のお父さんのお花のイメージは?”と訊かれて困った。色の濃い薔薇とか

暑い国の原色系の花が浮かんだけれど、激しくみえて”都わすれ”みたいな繊細な

ところもある人だったなあ。



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朝ご飯


築地のパン屋さんのフレンチトーストとカボチャのスウプ


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昼ご飯


ざるそば 胡瓜とトマト 若芽酢 薬味は葱

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わたしは納豆付き
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夕ご飯

鰯のマリネ

ベリーリーフのサラダ

バケット


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パンチェッタとチーズのショートパスタ


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by rika_okubo7 | 2014-07-18 08:48