大坊さんに会えてよかった 8月7日記
山陽堂書店で大坊珈琲店の写真展が開催されていて、
しかも午後からは大坊さんもいると葉書で知って、
私も一緒に行こうと思ったけれど、やめた。
大坊珈琲店があった時、あのカウンターを挟んで珈琲を
淹れている大坊さんと珈琲を待っている(もしくは味わっている)
たくやさんの間には言葉は少なくても特別な空気が生まれていたのを
思い出したから。
私は借りて来たDVDをみていることにした。
グザヴィエ・ドラン監督の胸騒ぎの恋人とマイ・マザー。
二本目のマイ・マザーをみていると、たくやさんが帰ってきた。
珍しく興奮している。
大坊さんの珈琲を飲んで、大坊さんと話して、大坊さんはたくやさんが
尊敬する数少ない人の一人だから、お店を閉められた後こうして
お会いできたことが本当に嬉しかったんだろう。
やっぱり私は行かなくてよかった。
調和というのがきっと壊れたと思うから。
それにしてもマイ・マザーはなかなかおもしろかった。
わたしはロランスという映画の監督もしているからそれもみてみよう。
予告編をみたけど、ベットルームにモナリザのポスターが貼ってあって、
あんな強烈な絵を掲げて眠れる人ってどんなだろうかと、それだけでも興味がわく。
たくやさんは帰って来てからずっと「大坊珈琲店」を読んでいる。
by rika_okubo7
| 2014-08-13 05:58