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晴れた日曜日に   10月26日記

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残り物ばかりを並べた朝ご飯。

わたしは冷ご飯に塩昆布をのせて食べた。

ひんやりして米のすこし固くなった歯応えと、

淡い甘味がよい。

ふくざつな味がしない分、妙に集中してしまう。

コツコツ噛んでいるとどんどん頭がからっぽになっ

てこれは瞑想みたいなものだ、と思う。

淡いけれど深みのある味だし、いろんなことを忘れ

ていられるし、冷ごはんっていいものだ。


Tちゃんが来るまでに時間があるから、築地本願寺

のダンチュー祭りに出かける。

お目当ては、瓢亭の海老芋のクリームコロッケ。

境内にキッチンカーが並んでその前にはすでに長蛇

の列が出来ていた。瓢亭のが一番長い。

すぐ帰るのも悔しいから、キッチンカーの料理が受

け渡される所に行って、出て来るものを見ていた。

海老芋のクリームコロッケは俵型で上品な形でわり

としっかりとした色まで揚げている。

あと、OGINOのカスレがおいしそうだった。

インゲン豆にトマトソースの味というのは冬になる

とどうしたって食べたい。

トリッパでもいいし、とにかく作ろう。

今後悔しているのは、ポルトガルのエッグタルトを

買い忘れたこと。タルトを食べながらポルトガルの

古びた街並みを思い出して、懐かしみたかったのだ

った。


Tちゃんはうちの仏さまに供えるお花を持ってきて

くれた。叔父の写真が涙ぐんで見えたのは気のせい

じゃないと思う。

よく食べて(出す量が多いと半ば叱られながら)よ

く呑んで(ワインと日本酒)よく話して(ときどき

吠えている人もいたけど)、酔えばベランダで体を

冷やしながら、カザルスやジョコンダの音楽をロウ

ソクの光だけで聴いたりした。

音楽の力もあったのかもしれないけれど、深く話す

うちに、こみ上げてくるものを抑えられずにTちゃ

んは泣いた、わたしも泣いていた。

泣いているとたくやさんが、ティッシュを差し出し

てきたり、話の狭間に酔いをさましたらいいんじゃ

ない?と提案するように、ほうじ茶を淹れて持って

きてくれたり、ときどき風のように現れて場を整え

てゆく。

Tちゃんにはタイミングが合なくてなかなか会えず

にいたけれど、時間が空くって、それはそれでよい

ものだなあ。






朝ご飯

たくやさん

トマトスープ、ジェノバソースのパスタに

ジャガイモを加えたもの。パン。

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わたし

冷ごはん

白菜のお漬物


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午後から夜までTちゃんとたくやさんと三人でいろいろ


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ゴルゴンゾーラ

林檎のサラダ

生ハム

イカのジェノベーゼソース

フライドポテトローズマリー風味

Tちゃんのお土産のローストビーフ

まぐろの漬け

平貝の一味よごし

マグロの頬の焼いたの

フォンデュ


ワインの一本はたくやさんが応援している山崎ワイナリー

のシャルドネ。時間を置いてもへたらない。



by rika_okubo7 | 2014-10-29 07:44