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ラーメン丼を買った   8月11日(火)記 

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とうとうラーメン丼を買ってしまった。

ずっと欲しかったラーメン丼だけれど、カフェ風の真っ白な丼

(ボールというんでしょうけど)は気恥ずかしく、かといって

四角い渦巻に龍の柄はいきすぎで、無地の白か青磁がよいのだ

けれどピンとこず、そんなふうにいつもラーメン丼の前に立っ

ては立ち去っていた。けれど、ラーメン丼がうちに来て、なる

ほどと納得したのはこの形、ゆるぎない丼の形だ。

ラーメン丼はラーメン!と言ってテーブルの上でそびえ立ち雄

弁に語っている。ラーメン丼の個性はその広い口径と深さにあ

り、蕎麦やうどんの丼ではぎゅうぎゅうに並べるしかない、も

やし肉長ネギに玉子も、ラーメン丼はすんなり受け入れて、パ

ーフェクト、それにあの深さは麺にたっぷりスープを含ませ熱

も逃がさない。ラーメン丼から想像できるのはラーメンしかな

く中身がからっぽでもラーメンの世界をかもし出してその場の

様相を変えるだけの力強さがある。ラーメン丼を買い淀んでい

た理由はここにあったかと初使いのもずくサンラータンをすす

りながら納得する。

ラーメン丼を重ねて片付ける時、丼同士がぶつかると高く硬い

音がよく響いた。それはラーメン屋でよくきく音で、ラーメン

丼は音までもラーメン丼そのものだった。


8月11日の皿




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by rika_okubo7 | 2015-08-14 10:48